「つくり手のこだわり」
「薩摩焼酎 金山蔵」。唯一無二の焼酎づくり。
「薩摩焼酎 金山蔵」は、坑洞内での貯蔵と黄金麹(おうごんこうじ)を使用しての 焼酎づくりが特長です。しかしそれだけではなく、 他のどの工程においても、まるで我が子の成長を見守るかのように、 手をかけ、日々、見つめ続けています。 ここでは、その一部をご紹介します。
「薩摩焼酎 金山蔵」は、坑洞内での貯蔵と黄金麹(おうごんこうじ)を使用しての 焼酎づくりが特長です。しかしそれだけではなく、 他のどの工程においても、まるで我が子の成長を見守るかのように、 手をかけ、日々、見つめ続けています。 ここでは、その一部をご紹介します。
品種は黄金千貫。産地は鹿児島県。 でんぷんの含有量が高く、蒸した時の香りが良いため、 すぐれた香味の、コクのある味わいの焼酎に。
蒸した国産米を一定の温度まで冷やしたあと 種麹である黄金麹菌を付け、さらに2日置く。 温度を細かく管理し、米麹が完成する。
あらかじめ入れられた仕込み水に、 米麹を仕込み、次に蒸して粉砕したさつまいもを加え 櫂入れ(かいいれ=かきまぜる作業)を行う。
芋を投入してすぐは、アルコール発酵する際に出る炭酸ガスでプツプツと音がする。 日にちが経つと芋が溶け、美しい黄色に。醪の様子は、毎日チェックする。
単式蒸留器を使用。最初に出てくる焼酎は“はなたれ”と呼ばれ、 アルコール度数が60度前後と高い。その後蒸留される焼酎のアルコール度数はだんだんと下がっていく。
蒸留を終え焼酎が生まれる瞬間は、つくり手の喜びである。 目で、鼻で、舌で、その出来ばえを確認し、焼酎は貯蔵する甕へ。 時を重ねた後、熟成した味わいをまた同じように確かめる。
金山坑洞内という天然の貯蔵庫に寝かせることで、ゆっくりと静かに時を刻み、より深みがあり熟成された甘さ、味わいが生まれる。地上よりも、おだやかに熟成が進むと言われている。