「つくり手のこだわり」

「薩摩焼酎 金山蔵」。唯一無二の焼酎づくり。

「薩摩焼酎 金山蔵」は、坑洞内での貯蔵と黄金麹(おうごんこうじ)を使用しての 焼酎づくりが特長です。しかしそれだけではなく、 他のどの工程においても、まるで我が子の成長を見守るかのように、 手をかけ、日々、見つめ続けています。 ここでは、その一部をご紹介します。

芋の選別・
製麹(せいきく)

  • 黄金と名のつく芋、黄金千貫

    黄金と名のつく芋、
    黄金千貫(こがねせんがん)

    品種は黄金千貫。産地は鹿児島県。 でんぷんの含有量が高く、蒸した時の香りが良いため、 すぐれた香味の、コクのある味わいの焼酎に。

  • 黄金と名のつく芋、黄金千貫

    黄金麹による
    製麹の工程

    蒸した国産米を一定の温度まで冷やしたあと 種麹である黄金麹菌を付け、さらに2日置く。 温度を細かく管理し、米麹が完成する。

仕込み・醪(もろみ)

  • 仕込みの工程

    仕込みの工程

    あらかじめ入れられた仕込み水に、 米麹を仕込み、次に蒸して粉砕したさつまいもを加え 櫂入れ(かいいれ=かきまぜる作業)を行う。

  • 醪の様子

    醪の様子

    芋を投入してすぐは、アルコール発酵する際に出る炭酸ガスでプツプツと音がする。 日にちが経つと芋が溶け、美しい黄色に。醪の様子は、毎日チェックする。

蒸留・
つくり手の
チェック

  • 黄金と名のつく芋、黄金千貫

    蒸留

    単式蒸留器を使用。最初に出てくる焼酎は“はなたれ”と呼ばれ、 アルコール度数が60度前後と高い。その後蒸留される焼酎のアルコール度数はだんだんと下がっていく。

  • 醪の様子

    つくり手のチェック

    蒸留を終え焼酎が生まれる瞬間は、つくり手の喜びである。 目で、鼻で、舌で、その出来ばえを確認し、焼酎は貯蔵する甕へ。 時を重ねた後、熟成した味わいをまた同じように確かめる。

坑洞内熟成

  • 黄金と名のつく芋、黄金千貫

    坑洞内熟成

    金山坑洞内という天然の貯蔵庫に寝かせることで、ゆっくりと静かに時を刻み、より深みがあり熟成された甘さ、味わいが生まれる。地上よりも、おだやかに熟成が進むと言われている。

  • ※写真は「薩摩焼酎 金山蔵」の製造工程の一部です。